悩める乙女の恋愛相談から学ぶ、新入社員のコミュ力向上術

接客・販売・営業・事務・技術職。世の中には様々な職種がありますが、どの職種においても必須スキルだと言われているのが、『コミュニケーション能力』 です。

そもそも新入社員に求められているコミュニケーション能力とは、 どんなことを指しているのでしょうか?

新入社員に求められているコミュニケーション能力

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新入社員は新しい出会いがとっても多いです。
社会人になって出会う人は、あなたと年齢・性別・性格・経歴の違う人たちばかり。
そんな人たちと上手にコミュニケーションを取って仕事をしなければなりません。

年齢も経歴も違う人たちと、新入社員が上手にコミュニケーションをとるために必要とされるのは『聞く力』です。

聞く力があると、話し相手に居心地の良さ・話しやすさを感じさせることが出来ます。
すると、こちらから無理に話題を振らなくても、相手はドンドン話をしてくれます。
聞く力があるだけで、簡単に相手とコミュニケーションを図ることができるのです。

しかし、その『聞く力』、一体どのようにして力をつけたら良いのでしょうか?
実は、意外な場所で鍛えることができるのです。

乙女の恋愛相談は、聞く力を鍛える最高の場

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みなさんは、女性の恋愛相談を受けたことがありますか?
恋愛に悩む彼女たちの話をきちんと聞くのはとっても大変です。
ここで、彼女たちの特徴を挙げてみます。

・ただ話を聞いて欲しいだけ
・ 議論をしたい訳ではない
・自分の中で結論は決まっている
・自分の意見に共感してほしい
・基本的にこちらの話は受け入れない
・きちんと聞いてくれないと不機嫌になる
・オチがない
・つまらない
・何度も同じ話をする…etc

恋に悩める女性というのは、本当に面倒な生き物ですね(笑)
話し相手のモンスターと言っても過言ではありません。
しかし、彼女たちの話を上手に聞く力があれば、どんな相手が来ても、聞き上手な対応ができるはず。

そこで今回は、「仕事に生かせる、恋に悩める乙女の恋愛相談を受ける際に注意すべきこと」をご紹介します。

恋愛相談を受ける際の注意点

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今からご紹介するのは、『悩める乙女の恋愛相談を受ける際の注意点』ですが、どれもビジネスの場で応用できるものばかりです。
彼女たちの相談を受ける際に気を付けることをしっかり覚えて、活用しましょう。
新入社員向け コミュ力向上術講座の開幕です。

話を最後まで聞く

悩み相談をする女性は、とにかく話がしたいのです。出来事や感情を全てあなたにぶちまけたいのです。
「話したい欲求」を満たしてあげることが大切です。
途中で話を切ったり、路線を変えたりせず、最後まで聞き切ることが大切です。

優しい眼差しで相手の目を見て話を聞く

真剣な目で相手を見ると、女性は怖がってしまいます。
穏やかで優しい視線を送ってあげましょう。
間違っても、話している最中に、時計やスマホなど、余計なものを見てはいけませんよ。

適切な相槌を打つ

相槌を打つのはとても大切なことですが、テキトーな相槌を打ってはいけません。
その場に適した相槌を打ちましょう。その際、バリエーションが豊富だと良いですね。
こちらの記事でたくさんの相槌の種類を紹介していますので、参考にしてみてください。
■相槌バリエーションを増やして、恋愛モテ子&仕事デキ男になろう!

普段より1.5倍のリアクションをする

女の子にたくさん話をさせてあげるためには、きちんとリアクションを取ることが大事。
「あぁ、私の話をきちんと聞いてくれているんだな」と思って話はさらに弾むでしょう。

顔、身振り手振り、声のトーン、様々な表現方法を駆使してリアクションをとりましょう。
女の子に「ちょっと聞いてるの!?」なんて言わせちゃダメですよ。

話の9割共感する

悩める乙女は議論をしたいのではありません。
ただ話を聞いてくれる相手、尚且つ、自分の発言に共感してくれる相手がほしいだけなのです。
話の9割以上、共感してあげましょう
もし自分の意見を言いたくなった時は、オブラート、いや、ふろしきに包むくらいやんわりと意見してください。

上から目線になるべからず

「こっちは話を聞いてやっているんだぞ」なんて横柄な態度をとってはいけません。
低姿勢な態度が大事。
だからこそ、女の子と正反対の意見を言うときは、丁寧に発言しなければなりません。

自分の話に変えるべからず

話の主人公は相手です。
相手を立ててあげましょう。
相手が気持ちよく話しているときは、こちらはひたすらに聞き手に回らなければなりません。
知らないうちに自分語りをしてはいけませんよ。
きちんと相手の話を聞きましょう。

感情語に反応せよ

「楽しかった」、「辛かった」、「寂しかった」、「つまらなかった」、「わくわくした」などの感情語を言ったときは、その話を深く掘り下げましょう。
印象的だった出来事に、感情語はつきものです。
掘り下げても掘り下げてもドンドン話は出てくるでしょう。
じっくり話を聞いてあげましょうね。

まとめ

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いかがでしたか?
今後は、ビジネスの場で出会った人たちを皆、『恋に悩める乙女』だと思って会話をしてみましょう。
相手は皆、気を使って話を聞くことができるあなたの姿を見て、『こいつはコミュ力がある新入社員だなぁ〜』と思われること間違いありません。

今回ご紹介したテクニックは、 小手先の技かもしれません。
しかし!新入社員のうちは、この技をフル活用して、上司や先輩、仕事で関わる人との会話に、恐れず積極的に参加することが大事です。

出会ったたくさんの人たちとコミュニケーションを図り、どんどんコミュ力を上げていきましょう!

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