仕事が覚えられない…悩める新人必見!絶対に忘れない仕事の覚え方

「それ、前にも言ったよね」
この言葉に怯える新入社員の方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
これは、先輩や上司に何度も同じ質問をした時に放たれるセリフですね。
厳しいセリフですが、先輩の立場からすると、「同じことを何度も言わせるな!」「しっかり覚えろ!」ということでしょう。

しかし、言われる側にも言い分はあると思います。
「最初のうちは覚えることがいっぱいで、もうパニック状態なんです…」
「もっとゆっくり一つずつ教えてください…」
忘れっぽい方、暗記力に自信がない方は、一度にたくさんのことを教わると、パンク状態に陥ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そうはいっても、いつまでも泣き言を言ってはいられません。
今回は、どんなに仕事が覚えられない人でも、絶対に仕事を忘れない覚え方についてご紹介します。

仕事が覚えられない…どうしたらいいの!?

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仕事が覚えられない人には2種類の人間がいます。

①仕事に対して緊張感がなく、覚えようとしていない
②仕事に対して緊張感があり、メモを取るなど覚える気はあるが、いざ作業を始めようとすると忘れてしまって出来ない

①に当てはまる方は、社会人としての意識を持つことからはじめましょう。
時間は貴重な資源です。同じ質問を二度することで、先輩・上司の時間を無駄に使わせてしまうことになります。また、お金をいただいているのですから、無責任な気持ちで仕事に取り組んではいけません。仕事に取り組む姿勢を改めましょう。

さて、この記事を読む多くの人が②に当てはまるのではないでしょうか。
決して覚える気がないわけではないのに、仕事を忘れてしまう…そんな人は何が原因で忘れてしまうのでしょうか。

一番の原因は、「仕事の覚え方を知らない」こと。
あなたは仕事の覚え方を知らないから、どれだけ覚えようとしても忘れてしまうのです。
さて、その気になる「仕事の覚え方」ですが、2つのポイントを押さえるだけでOK!
1つ目は、「メモの取り方」、2つ目は、「教わり方」です。
これがしっかりと出来るだけで、あなたは仕事を確実に覚えることが出来ます。
では早速2つのポイントについて詳しく解説しましょう。

絶対に忘れない仕事の覚え方
【メモの取り方編】

仕事を覚える上で、メモを取ることは必須。
そのメモ、雑に取ってはいませんか?メモをメモのまま放置していませんか?
ここでは、仕事・作業のメモの取り方及びコツについて解説します。

1.手順書用ノートは2冊用意すべし

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仕事をしていると、作業手順やTODOリストを書いたり、議事録をとったりするなど、ノートやメモ帳を活用する場面が多いかと思いますが、仕事の手順を覚えるためのノートは、それだけで2冊あるのがベストです。
◎新人におススメ<コクヨ カバーノート>

◎ピカソやヘミングウェイも愛した<モレスキン>

1冊目は、先輩や上司から、作業などを教えてもらったときに使うメモ書き用ノートです。
教わっている最中はそのノートにメモを取りましょう。
2冊目は、自分用手順書ノートです。
これについては後ほど詳しく説明します。

仕事を忘れる人の多くは、議事録も作業手順もTODOリストも全部1冊のノートに書いてしまうから、いざ作業をしようとしたとき
「どこに書いているか分からない」
「いくつかのページに同じことや違うことが書いてあって何がどうなっていたか分からない」
という現象が起きてしまいます。
作業手順ノートは、必ずそれだけで独立させましょう。

2.完全に作業を覚えたらその日のうちに「自分用手順書」を作成すべし

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前述した2冊目のノートの使い方についてです。

教わったことや作業手順などは、逐一ノートにメモを取っていると思いますが、メモはあくまでもメモ。手順書とは違います。
今教わったばかりのことは、メモレベルのノートを見れば作業が出来ると思います。しかし、日にちが経ってからでは、メモレベルのノートを見ても同じ作業が出来るとは限りません。

教わったことは、その日のうちに「いつ見ても分かるようなレベル」の手順書を作成しましょう。
手順書の作成は「復習」にもなるので、仕事を忘れないための対策にもなります。

「”忘れっぽい”自分専用手順書」です。きっちり書いておくに越したことはありません。
しっかり書き込みましょう。

3.ノートには必ず日付を入れるべし

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自分専用手順書には、必ず作成日を記入しましょう。
仕事をしていくうちに手順が変わるなんてことはいくらでもあります。
これはいつ作成した手順書なのか、変更記録はきちんと書いてあるかを明確にするために、ノートには必ず作成日を書き込みましょう。

ちょっと子供っぽいけど、こんなアイテムで気分が上がるなら試してみてもいいかも!
◎木製日付スタンプ

絶対に忘れない仕事の覚え方
【教わり方編】

教わり方にもポイントがあることをご存知でしたか?
あなたの理解をより深める方法について解説します。

1.教わり終わった直後、手順の確認を取る

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教わった直後、手順の確認を取りましょう。
「すみませんが、ご確認いただいてもよろしいですか?」と、一言つけて、自分が覚えた手順を確認していただきます。

アウトプットすることで、今どれだけ覚えているかを確認することが出来ると同時に、自分の理解にミスがないかも確認することが出来ます。
この時点で間違ってしまうこともあるかもしれませんが、そのときはいただいた指摘をしっかりメモし、自分の中で手順を明確にしましょう。

2.初めて習ったことで、ちょっとでも分からないことがあったら、その日の内に全部質問する

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初めて習ったことは、その日のうちに疑問を解消することが大事です。
なぜなら先輩や上司が優しく教えてくださるのは、その日だけだから。

後日聞きに行くと高確率で「それ、前にも言ったよね」と言われてしまうので、色々と質問しづらくなってしまいます。
しかし、その日のうちならば、色々な質問をしても「今日は初めてだから仕方ないか」と思って、一番詳しく丁寧に、そして一番優しく教えてくださります。
このチャンスを逃してはいけませんよ!
分からないこと・不安なことは必ずその日のうちに解消し、きちんと作業ノートに書き込みましょう。

まとめ

仕事の覚え方のコツ、いかがでしたか?
今回ご紹介した、

・作業手順専用ノートを用意する
・作業用メモとは別に、自分用手順書を作成する
・教わった直後に自分の理解をアウトプットする
・分からないこと・不安なことはその日のうちに解消する

以上のポイントを押さえてみてください。

仏の顔は三度までですが、先輩・上司の顔は一度までです。
恐怖のセリフ「それ、前にも言ったよね」を言わせないために、一度でしっかりと仕事を覚えるよう努めましょう。

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