ぜんぜん返事がこない…上司に催促する時の5つのポイント

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待てど暮らせど上司からの返事が来ない

若手社員のかたは仕事の様々なシーンで「上司に確認をとる」ことが必用ですよね。
でも上司の立場にあたる人は超多忙な場合が多いものです。
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こんな風に返事が来ないことでヤキモキさせられることもしばしば…。
とくにお客様が絡んだり、スケジュールが決まっているような場合だと、
いつまでも返事をくれない上司にイライラ・ヒヤヒヤするのも仕方がないことです。

このままでは仕事が全然進まない!どうしよう!
こんなピンチに陥るまえに迷わず上司に返事の催促をしてしまいましょう。

催促したい、そんな時はこれ!

saisoku3催促をしろといっても相手は上司だし、忙しいのは分かってるから気が引ける…。
こんな風に感じる方も多いでしょうが、そこは仕事と割り切りましょう!

あなたに「確認して返事をもらう」仕事があるのと同じように、
上司にとっても「確認して返事をする」という仕事があるのです、
それが遅れているのであれば指摘されてもしょうがないこと、と言っていいでしょう。

それに催促で上司の気分を害すことよりも、
会社全体のスケジュール遅延やお客様とのトラブルになる方がずっと恐ろしいはずです。

とは言っても、やはり上手な催促のしかたがあるので、
「よし…腹をくくって明日には催促をするぞ!」という方は、
ぜひ以下のポイントに気を付けてみてください。

立ち話のついでにさり気なく

タバコ休憩やお昼休憩などで上司と一緒になった時は狙い目です。
世間話のついでに思い出したかのようにさらっと切り出しましょう。
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こんな感じです。
休憩中のリラックスモードなら、相手も嫌な顔をせず聞いてくれるでしょう。
深刻な雰囲気にしてしまわないのがポイントです。

ただし、世間話の延長という感じがどうしても残るので、
休憩が終わって席に戻ったらまた忘れられてしまう可能性も大。
でも、1度リマインドをしているので2回目の催促はぐっとやりやすくなるのでお勧めです。

メールや電話で「お返事ください」と頼むなら

あまり上司と顔を合わせるチャンスがないという方は、
どうしても催促のツールがメールや電話になってしまいますよね。

メールや電話の場合は、
相手が「悪いことしたな…」と感じるくらいの勢いでお願いすると印象に残りやすいでしょう。
例えばメールなら
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メールや電話で返事の催促をするときは、
その場で返事や返信のメールができるように、何について確認してほしいのかを明示しましょう。
これでもだめなら、次の催促方法に進みましょう。

やっぱり直接・直球で聞くのは効果的

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休憩の時にさり気なく作戦も、メールや電話でお願い作戦もダメだった…。
こうなったらもう直接・直球で声をかけに行きましょう。

声をかけるタイミングは、以前ご紹介した質問のタイミングを意識してみてください。
ここで直接催促をしに行く前に1つ状況をスムーズに進められる準備をしましょう。
メールの返信が欲しいなら同じメールを直前に再送し、
書類を見てほしいなら、同じ書類をもう一部用意しましょう。

これで上司の、
「ごめんまだ見てないから、後で確認しておくわ~」を回避できます。
備えあれば憂いなしです。

荒技・もっと偉い人を巻き込む

それでもダメなら、自分の立場と身を守るための行動をしておきましょう。
「上司の返事が遅い⇒スケジュールに間に合わない⇒ちゃんと確認しないお前が悪い」
この最悪の流れを回避しつつ、上司に圧力をかける方法です。

やり方は簡単。
メールなどの後々証拠として残るようなもので、上司よりも偉い上司を宛先に追加します。
文面はこんな感じで送りましょう。
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どんな方法を試しても返事が来なかった時の最終手段です。
上司によっては角が立つどころの話ではない荒技ですので、
使用の際は相手を見極めることが大切です。

そもそも回答の期限を設けておく

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これまで催促の仕方を色々ご紹介しましたが、
そもそも確認の必用なメールや書類を出す時にやっておきたいのが、
最初から回答の期限を伝えておくということです。

多忙な上司相手だからこそこちらが気をまわして、
確認して返事をするという仕事を覚えておいてもらいやすくすることも必要です。

書類などの場合はポストイットなどに期日を書いて、
書面に張り付けてから渡しておくとリマインドしやすくなるでしょう。

遠慮をする必要はありません

いかがでしたでしょうか。
「催促」というとなんだか悪い事のようで気が引ける方も多いと思いますが、
相手が答えやすいように、返事をしやすいように気を配っておけば、
催促であっても相手が気分を害すということは少ないでしょう。

また前述のように、お仕事だからこそお互い確認する・確認されるはきっちりやっておくべきです。
そこで遠慮をする必要はありません。

相手への気遣いは忘れずに、スマートな催促方法をマスターしてくださいね。

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