コツさえ守ればあなたもアイロンがけ上手!アイロンがけの基本3原則
アイロンがけ、してますか?
社会人たるもの、シワのないワイシャツを身に付けるのは当然のこと。
でも、自分でやろうとすると、変なところにシワがついてしまったり、かけ残しが出来てしまったりとなかなかうまくいかないものです。
そこで、今回は知っているようで知らなかったアイロンがけの基本をお伝えします。
きれいに仕上る!アイロンがけ3原則
アイロン台を使う
自分にあった高さでアイロンがけをすることがアイロンがけ成功への第一歩。
シャツなど、大きく広げてアイロンをかける場合には特に必要となります。
今は色々なデザイン、大きさのアイロン台があるので、自分好みのものを選んでみてください。
生地にあった温度を使う
せっかくアイロンがけしても、素材に合った温度でかけないと、シワがとれなかったり、生地を傷めたりします。
衣料の絵表示の意味を正しく理解して、生地にあった温度や方法でアイロンがけをしましょう。
ドライorスチームも生地によって使い分ける
「とりあえず、スチームにしておくか!」と考えもなしにスチームを使うと、生地を傷めてしまう可能性があります。
生地の種類や状態によって、スチームを使用するべきかドライでアイロンをかけるべきかを見極めましょう!
・絹などの薄物に生乾きでかけるとき
・合成繊維にかけるとき
・ウールなどのシワをのばしたいとき
・セーターの形をととのえたいとき
・ズボンに折り目をつけたいとき
シャツのアイロンがけのコツ
ここからは、シャツのアイロンがけのコツをお教えします。
実は、一番重要なのは「アイロンをかける順番」なのです!
①衿
シャツの中でも生地が厚い衿には、表裏の2回アイロンがけを行いましょう。
アイロンの先を使い、丁寧にシワを伸ばすのがコツです。
②肩ヨーク
ヨークの縫い目を折り返しアイロン台の上に置き縫い目を押さえ手で小じわを伸ばします。
エリの縫い目の部分はアイロンの先を使って細かくかけます。
③カフス
まずは裏からかけるのがポイント。
アイロンの先を使い、アイロンを持っていない方の手で生地を引っ張りながら端から中央へかけていきます。
④袖
そで下の縫い目で折り、縫い目を押さえしわを伸ばし整え、袖口から肩に向かって直線でかけます。
順にそでぐり、袖山、袖口、あきをかけます。
⑤身ごろ
ボタンがある面は裏からかけましょう。
生地を軽く引っ張りながらかけると変なシワがつきにくいです。
アイロンをジグザグと動かすのではなく、直線的に動かすのもポイント!
注意!「すぐ畳む」のはNG
アイロンがけが終わったら、まずはハンガーにかけて湿気と熱を取りましょう。
すぐに畳んでしまうと、シワや匂いの原因になります。
1〜2時間ほど部屋干ししてから畳んでタンスにしまいましょう。
かけ残しを見つけた場合は、ハンガーにかけた状態でアイロンのスチームを当てると
簡単にシワを伸ばすことができます。
コツをおさえて、アイロンがけを好きになりましょう
アイロンがけは、コツさえおさえれば誰でもうまくできます。
あとは『慣れ』ですので、進んで挑戦するようにしましょう。
ピシッとした服を着て、毎日の仕事にもハリをつけられるといいですね♪