産後太りの原因は骨盤のゆがみかも?ヨガが骨盤矯正に効果あり!

出産したら、育児に振り回されて大変!となりがちですが、自分のカラダのこともいたわってあげたいですね。

産後にダイエットに取り組む人は多いですが、忘れがちなのが骨盤の矯正。

出産時に骨盤は大きく開いてしまい、通常はゆっくりと元の状態に戻っていくのですが、人によってはそのままゆがんだままの人もいます。

骨盤のゆがみはどうチェックする?

腰回りが太いなとか、体調が悪いなというような自覚症状から感じることもあるでしょうし、鏡を見たり、写真を撮ることでチェックすることもできます。

下の動画のような方法でチェックすることもできます。

骨盤がゆがんだままだとどうなるの?

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骨盤がゆがんだままにしていると、骨盤周辺の血流が悪くなり体脂肪の燃焼がうまくいきません。

そのため、太りやすくなって下腹が出て、出産前にはけていたジーンズやスカートがはけなくなってしまうのはこれが原因です。

その他にも、肩こりや腰痛、また不妊の原因にもなってしまうこともあります。

そこで、骨盤矯正が大事になってきます。骨盤矯正が順調にいくと、内臓が正常な位置で機能し、栄養素の吸収が良くなります。そのため、太りにくい体質になることも期待できます。

骨盤矯正に効果的なのはヨガ!

骨盤矯正にはベルトを利用したり、体操をするといった方法がありますが、おすすめはヨガです。

ヨガには骨盤矯正の他にも、自律神経を整えたり、体内の老廃物の排出を促したり、冷えや便秘、更年期・月経障害などの病気の予防や改善効果があります。こういったことは美肌作りにもつながるので美容効果も期待できます。

出産の産後太りの解消をきっかけにヨガを始めるという人も多いです。まだ、育児で忙しいかもしれませんが、やったことがないという方はこれを機会にヨガをやってみてはどうでしょうか?

ヨガ教室に行って本格的にやってもいいですが、自宅でちょっとした時間にできることもあります。そんな手軽にできるヨガのポーズをご紹介します。

骨盤のゆがみを矯正することを意識しながらやってみてください。

まずは、簡単にできるポーズから。

側屈

立った状態で肩幅に足を広げ、次に右手を右の骨盤の上方において、左手をまっすぐ天井に突き上げ、上体をゆっくりと右に倒していきます。

その時、右手で骨盤を左へ軽く押すようにします。

筋肉がストレッチされて、気持ち良さを感じた角度で止めます。

気持ち良さが薄れてきたら、少し倒したり戻したりして気持ちの良いポイントを探ります。

時間的には1分くらいで、気持ちの良さがなくなったら終了です。

同じように、今度は反対の動きも同様にやってみます。

最後に左右の動きを比べてみて左右がなければ、調整されています。

ねじり

立った状態で肩幅に足を広げます。上体をゆっくりと右にねじります。

手は自然な状態で結構です。筋肉がストレッチされて、気持ち良さを感じた角度で止めます。

気持ち良さが薄れてきたら、少しねじる角度を変えて気持ちの良いポイントを探ります。若干、上体を倒して探ってもOKです。

時間的には1分くらいで、気持ちの良さがなくなったら終了です。

同じように、今度は左にねじる動きも同様にやってみます。

後屈

立った状態で肩幅に足を広げます。

両手を骨盤と背骨の境目辺りに置き、上体をゆっくりと後へ倒していきます。

太ももの前部からおなか、のどまでが伸びるのを感じてください。

筋肉がストレッチされて、気持ち良さを感じた角度で止めます。

若干、上体をねじって探ってもOKです。

気持ちの良さがなくなったら調整されています。

前屈

立った状態で肩幅に足を広げます。

両手を前に垂らして、上体をゆっくりと前へ倒していきます。

アキレス腱からふくらはぎ、太ももの後ろ、背中、首が伸びるのを感じてください。

気持ちの良さがなくなったら調整されています。

ここまでは準備体操的にできるヨガのポーズをご紹介しました。本格的にヨガに挑戦したいという方に、骨盤矯正の効果が高い、次のポーズをご紹介します。

ワニのポーズ

仰向けに寝転び、両腕を真横に伸ばし、手のひらを床に向けておきます。左ひざを立て、右手を左ひざに添え、息を吸い込んだ後、息を吐きながら左ひざを右に倒します。

この間、視線は膝と逆方向の左を見ます。このポーズを30秒キープしたら、倒していた膝をゆっくり戻し、伸ばして、初めの状態に戻ります。右ひざも同じように、左右交互に2回ずつ行います。

腰上げのポーズ

仰向けに寝転び、両ひざを床から離さないようにしながら、両足の裏をぴったり合わせます。腕は少し開いて手のひらを床に向けておきます。そして、息を吐きながら腰を浮かせていきます。

手や足の力で浮かせるのではなく、お尻に意識をむけて浮かせていきましょう。1分キープしたら息を吸いながら腰をおろしていき、ゆっくりと膝を伸ばしていきます。

橋のポーズ

仰向けに寝転び、両腕は体にくっつけて、手のひらを床に向けておきます。両ひざを腰幅に開いて立て、息を吸いながら腰を浮かせていきます。

膝から肩までがまっすぐになるようにしましょう。余裕があれば、体の下で両手を組みます。10秒ほどキープしたら、組んだ手を戻し、息を吐きながら背中から順に体を床におろします。

三日月のポーズ

四つん這いになり、手は肩幅、膝は腰幅に開き、足の甲は床につけておきます。両手の間に右ひざを立て、息を吸いながら合掌した両手をまっすぐ上にあげ、息を吐きながら右足を踏み込みます。

30秒ほどこの体制をキープしたら、ゆっくりと元に戻り、左足も同様に行います。

寒い季節こそおすすめのヨガ

冬は何かと飲み会も増えますし、食べ物もおいしく感じられる季節。そして、厚着するので体型も目立ちませんので、ダイエットをはじめ、体のケアを怠りがちな季節です。

しかし、骨盤のゆがみはほっておくと体に悪い影響のままですから、骨盤矯正には寒いからといって手を抜くべきではありません。

また、必ずしも出産を経験したことがない人にもヨガはおすすめです。

姿勢がよくなり、カラダの代謝もよくなる効果があるので美肌づくりやダイエット効果もあります。

ぜひやってみてくださいね。

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