こんにちは、げん子です。

なかなかダイエットがうまくいかない。という方に、今日はちょっと荒療治的ではありますが、「ケトン体ダイエット」をご紹介しますよ。聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

なんと！あの、サッカーの長友選手も実践しているダイエット法とか。

サッカー選手は体脂肪率の制限がとても厳しく、10％以下じゃないと、サッカーの代表選手として失格！と日本代表のハリルホジッチ監督も言っていましたね。

でも、正常な体脂肪率って、平均的な男性で20％程度ですから、10％以下にするのがいかに大変かと思いますよね。サッカー選手って、それぐらい厳しい体重制限をしているんですよ。

では、ケトン体ダイエットって、どんなものなのでしょうか。早速ご紹介していきますよ。

ケトン体ダイエットとは

ケトン体ダイエットは、炭水化物（糖質）を取る量を、徹底的に減らすダイエットです。

通常、人は炭水化物（糖質）を消化して生成されたブドウ糖をエネルギー源としますが、炭水化物が少ない状態ですと、体脂肪を燃焼させて、その際肝臓で生成される「ケトン体」をブドウ糖の代わりにエネルギー源とします。

出典：http://tst.japan-topics.com/ketone-body

このようにして体脂肪の燃焼をうながし、体脂肪を落とす方法がケトン体ダイエットです。

やり方は、炭水化物（糖質）のカロリーが、1日に摂る総カロリーの5％におさまるように食事制限します。例えば、ごはんなら、1日にお茶碗の半分程度以下しか食べないということです。

このような食事制限をしばらく続けると、やがて、肝臓の代謝が活発になり、体脂肪を燃焼した際の生成物、ケトン体をエネルギー源にするようになります。なお、この状態のことを「ケトーシス」と言います。

この状態は、一種の飢餓状態であり、食欲は減退しますが、体脂肪の燃焼は活発になります。この状態になっても、ケトン体をエネルギーとすることによる人間の生存本能を活かしたダイエット法とも言えますね。

このダイエットを続け、2週間が経過したら、徐々に炭水化物を食べる量を、体調や体重の増減を見ながら戻していきます。

ケトン体ダイエットのここがすごい

意図的にカラダのもつ体脂肪燃焼の仕組みをつかっているので、脂肪燃焼効果は非常に高いです。

出典：http://xn--vck8crcu789ajtaj92eura.asia/

また、2週間と短期的に行うので、長期間取り組むのがつらいという方には取り組みやすい方法です。炭水化物以外は何を食べてもいいので、わかりやすいですし、食事制限がつらい方もそれほど苦労はしないでしょう。

そして、ケトン体ダイエットの期間が終わった後も、しばらく太りにくい体質になります。ケトン体ダイエットは、落ちていた肝臓の脂肪燃焼機能を再度覚醒させる方法です。

ケトン体ダイエットによって、肝臓の脂肪燃焼機能を再び高められれば、しばらくその効果は続き、太りにくい体になります。

ケトン体ダイエットをやるときの注意点

炭水化物を極端に減らすというダイエット方法ですので、これまでの栄養バランスがかわり、体調にも影響します。減らした炭水化物の代わりを何で補うかということも意識的に食品を選ばなければ、栄養バランスが大きく崩れる原因になります。

出典：http://slim-love.com/stomach-diet/724

たとえば、炭水化物を減らす代わりに、肉や野菜の量が均等に増やせればいいんですが、肉だけを食べるようになってしまうことなどです。

体に現れる変化としては、頭がぼーっとしたり、体がだるくなったりします。また、体臭や口臭も変化します。

血液中のケトン体が増えるので、それを排出しようという働きが強まり、そのため水分補給が足りないと脱水症状になる人もいます。利尿効果が高いので腎臓が弱い人には、腎臓に負担がかかります。

体に負荷がかかるダイエット法ですので、体調が悪くなったとか、あわないと感じたら、無理せずにやめて、別の方法を試しましょう。

やり方そのものは単純な方法ですけど、実際にやりはじめるとつらそうなダイエットですね。

糖質なんて、おこめやパンはもちろん、果物にもちょっとしたおやつにもなんにでも含まれていますから、こうしたものがほとんど食べられないって、結構大変そう。。

でもこれくらいやらないと、たまった体脂肪は落ちないのかも。。

げん子でした。