ヒリヒリつらいドライアイの意外な対処法、ドライアイ対策眼鏡3選

あなたの目、働きすぎじゃない？

学生のころは毎日長時間パソコンやスマホをしていても、目の疲れなんて感じなかったのに、
社会人になってから急にドライアイっぽくなったなあ・・・なんてことはありませんか？

目のヒリヒリした痛みや、コンタクトを付けた時のゴロゴロ感は、仕事の大敵ですよね。
とくにパソコンを使った業務をされている方だとなおさらでしょう。
なんとかドライアイを解消したくても根本的な対策は難しいという方は、
一度眼鏡を使ったドライアイ対策を試してみてはいかがでしょうか？

おさらいしておこう、ドライアイの主な原因

さて、まずはドライアイの主な原因について改めて確認しておきましょう。
ドライアイは「涙が出にくくなり、目の表面が乾燥」することによって起こります。
社会人の日常ではこんな理由で目の水分が奪われがちです。

オフィス内が空調の影響で乾燥している

会社にいる時だけ目が乾く、という人はこれが大きな原因になっているかもしれません。
オフィスビルだと特に、密閉度が高いことや窓が閉めきられていることで、
空調による乾燥が進みやすいのです。

パソコンモニターを凝視することが多い

パソコンを使って仕事をするというかたは、
どうしても瞬きの回数が減ってしまい、それが原因で目が乾燥することが少なくありません。

平常時の1分間の瞬きの回数は平均20回程度ですが、
モニターを見ているときは、なんと平均5回程度まで瞬きの頻度が減っているのです。

コンタクトレンズの長時間装用

コンタクトレンズをしていると目がごろごろしたり、
コンタクトを外したときに白目にコンタクトの跡が残ってしまうことがあると思いますが、
これも乾燥が原因です。

人間の涙の構造は、水層の上に油層が広がることで蒸発しにくい2層構造になっています。
ところが、コンタクトレンズをつけるとこの油層がうまく広がらず涙が蒸発しやすくなったり、
涙の層が薄くなることで乾燥しやすくなると考えられています。

仕事中や集中している時は涙が出にくい

涙は出ているけど乾燥する原因をご紹介してきましたが、
そもそも涙がうまく分泌されていないということも考えられます。

涙はリラックス状態で働く副交感神経によって分泌されます。
ですので仕事中や、なにかに集中していて緊張しているような状態だと、
交感神経が働いてしまい涙が出にくいのです。

ですので長時間残業をしていたり、休息の時間がなかなか取れないかたは、
涙が出ていない＋目が乾燥しやすい労働環境のダブルパンチを食らっている可能性もあります。

夜型の生活スタイル

夜遅くまで起きていたり、睡眠時間が短かったりすると、
先ほども紹介した副交感神経と交感神経の働きが乱れてしまうことで、
間接的に涙が出にくいような状態になってしまっているという場合があります。

ドライアイから守ってくれる眼鏡、ご存知ですか？

たまに、いわゆるPC眼鏡(ブルーライトカット眼鏡)でドライアイを緩和できる！
なんてことを言っている人がいますが、あれはモニターからの青色光をカットすることで、
網膜へのダメージをへらせるという物なので、PC眼鏡でドライアイはどうにもなにません。
餅は餅屋、ドライアイにはドライアイ対策用の眼鏡を使ってみてください。