嫌な先輩になってない?後輩社員の指導 5つのNGポイント

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知らないうちに嫌な先輩になってない?

春になって新入社員が配属され、直属の後輩ができた!という方も多いと思います。
そんな先輩社員が一度は悩むのが後輩社員の指導のしかたではないでしょうか。

「仕事をぜんぜん覚えてくれないなあ」
「いまいちやる気がなさそうなんだよね」

こんな風に感じることが合ったら一度見直しておきたいのが、後輩の指導方法。
もしかすると、後輩が仕事ができない原因はあなたの教え方かもしれません・・・。

自分ではそんなつもりがなくても、後輩からは嫌な先輩だ…と思われていることも!
指導時にやってしまいがちなNGポイントをしっかり把握しておきましょう!

要チェック!後輩社員の指導でのNGポイント

shidou新入社員たちは迷える子羊です。
先輩社員だからこそ、広い心をもって後輩を導いてあげましょう。
もし以下のチェックポイントに心あたりがあったら、嫌な先輩一歩手前!要注意です。

NG度★ 丸投げで仕事をさせている

kouhai2忙しい先輩社員がやってしまいがちな丸投げ。
作業の背景や概要、何のために必要なのかといった事を教えずに作業させるのは、
社会人になりたてのひよっ子たちにとって、とても心細いことです。

「そんなこといちいち聞かないでよ!」とか「それくらい自分で考えて!」なんて、
まさか言っていないですよね?

相手はちょっと前まで大学でサークル仲間とうぇーいwとかやっていたのだと考えると、
いきなり一を聞いて十を知るような仕事はできないと思いませんか?
仕事の経験を積めば徐々に簡単な説明でも理解してくれるようになるので、
ここは将来への投資だと思って、おおめに見て仕事を教えてあげましょう。

NG度★★ 言ってることがころころ変わる

kouhai3言ってることが二転三転する場合は次のようなパターンがあります。
・指示がころころ変わる「朝令暮改」型
・一度OKといったことに後からダメ出しする「前言撤回」型

仕事について右も左もわからない後輩は、
先輩から言われる指示や評価が頻繁に変わると何を信じればいいかわかりません。
指示や評価を出す時は自分が何をいったかしっかり覚えておきましょう。

後輩に限ったことではないですが、
言うことが一環しない人は信用をなくしかねないので要注意です。

NG度★★★ ダメだしばかりしてしまっている

kouhai1後輩をしっかりほめてあげていますか?
後輩の仕事のチェックをするときに、改善点の指摘をすることはもちろん重要です。
そして、指摘の仕方とフォローは更に重要です。

「あれもだめ、これもだめ」というのではなく、
「ここは○○で良かったよ、でもここは△△だから○○のようにするともっといいぞ」というように、
良いところをほめる+どこがなぜだめで、どうしたらよいのかを伝えるようにしましょう。

誰でも褒められたらうれしくて、また頑張ろうと思うものです。
後輩のモチベーションが上がれば仕事へのやる気や姿勢も変わってくるはずです。

NG度★★★★ 注意するのではなくキレてしまっている

kouhai4意外と社会人歴の長い人でも陥りがちなNGです。
後輩のミスはもちろん指摘したり注意したりして直していかなければいけませんが、
その際に感情的にならないよう気をつけましょう。注意するのと怒るのは全く別物です。

自分に余裕のないタイミングでのミスや、自分の責任になってしまうような場合は、
腹が立ってしまうのもしかたのないことですが、
「なんでこんなミスしたんだ!ほんとにだめなやつだなお前は!」
なんて、なんの問題の解決にもならないお説教はよろしくありません。

「今回のミスは○○が原因だよね、ああいう場合はこうしないといけないよ」
というように、何が悪かったのかどうしたら良かったのかを伝えるのが大切です。
スマートにいきましょう。

NG度★★★★★ 成果を取り上げてしまっている

kouhai5漫画やドラマにありそうな分かりやすい例ばかりではありません。
そんなことしてないつもりでも、後輩はそうは思っていないかもしれませんよ。

例えば、
後輩に作らせた資料を自分が作ったかのように上司に出してしまったり、
面倒な調べごとは後輩にやらせて肝心な部分だけ自分がやっていたり…。

そんなこと気にしてたら何も仕事を頼めないよ!と思われるでしょうが、
まだまだ仕事の少ない後輩にとっては、些細なことでも大きな事件です。
しっかりお礼をいう事はもちろんですが、「これは○○君に調べてもらったんですよ」といった
ちょっとした報告を添えるだけでも、後輩が感じる達成感が変わるでしょう。

後輩は自分をうつす鏡です

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いかがでしたでしょうか。
思い当たる節があった・・・という方は、一度後輩の様子を見てみましょう。
どこか不満そうだったり緊張した表情をしていたら、何か思うところがあるのかもしれません。

「この人ほんとに嫌な人だな…」と思われながら仕事をするのは、お互いやり辛いですよね。
せっかく一緒に働くのであれば、
「○○さんみたいな社会人になりたい!」と思ってもらえるような先輩でありましょう。

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